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どうして酸素吸入が必要?

実は酸素を吸うのは、息苦しい状態を改善するためだけではないのです。呼吸機能の低下で、血液中の酸素が不足しがちになるため、高濃度の酸素を吸う必要があるからです。血液中の酸素を減ったまま放置しておくと、全身の臓器に負荷がかかり、高血圧や心不全、脳卒中、狭心症、急性心筋梗塞などの合併症を引き起こす恐れがあります。

酸素療法を行うことによる効果は、日本呼吸器学会編『COPD診断と治療のためのガイドライン』でも明らかにされており、1日に18時間以上酸素療法を行った患者のほうが12〜15時間行った患者より効果があらわれています。また、酸素を常に吸うことで機器に依存する体質になったり、肺の機能が逆に弱まったりする心配も不要です。

酸素吸入により見込まれるメリット

COPD患者の長期在宅酸素療法による生存率の比較●低酸素血症による呼吸不全症状の改善
●赤血球の数が増える二次的多血症の改善
●肺動脈の血圧の上昇から起こる
  心臓(右心)の負荷を緩和
●心機能の強化または低下の予防
●食欲の増加とそれに伴う体重の増加
●身体を動かすことによる筋力の強化、
  筋力低下の予防
●日常生活活動性の改善
●行動範囲が広がるなど
  QOL(生活の質)の向上
●延命効果に対する期待

酸素はできるだけ早い時期から24時間吸う方が、長生きできる!

世田谷下田総合病院 下田重人院長コラムを掲載させていただいております。現状医療の問題点や在宅酸素療法への認識など、ためになるコラムです。ぜひお読みください。

在宅で酸素療法を続けるのは、とても不安です。
そんな時D−マネージメント・プログラムなら、丁寧にあなたをサポートします。

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